2/16/2016

Franz von Bayros


フランツ・フォン・バイロス
創作版画・蔵書票 展 vol.1
(伊藤文學コレクション)

もう展示は終わったけれど
お邪魔したのは初日のこと

去年の秋から年末はずっと
生田耕作の発言集成をゆっくり読んでいて
そのなかで何度も語られていたバイロス裁判

偶然、ギャラリーでバイロス展があるなんて
これはもう偶然ではなく必然ということで
しかも短い展示期間で都合がよいのは
初日だけということで
ささっと出かけてきたのだった

細部まで丁寧に描き込まれた
薔薇たちが美しくて美しくて

上品で上質なエロスにうっとり

一度しか行けなかったのは本当に残念
生田耕作の発言集成をまた読みたくなる

相変わらず気まぐれで
読めないときばかりなのに
生田耕作はさらさらと読めてしまうから

ということで発言集成再読もいいけれど
せっかくなので他のものをと思って
『黒い文学館』を鞄に忍ばせてみたり

表紙の絵はアルフォンス・イノウエ
これで3月につながるのではという
大きな期待をこめて…