5/15/2015

Venus Return

金星回帰。

ネイタルの金星に
トランジットの金星が重なるとき。

金星回帰の日、
金星と金星がぴったりと重なった平日の夜、
わたしがいたのはライブハウス。

肌のうえを音が走り抜けて
全身が波にのまれ震えた夜。

もうこれ以上は我慢できない、
何かがからだから飛び出してしまう、
そう思った。

そのまま泊まりに行ったけど、
歩きながらふわふわしていて、
意識だけでなく
私という存在が別世界にいるみたいだった。

自分の身体が自分のものではないような感覚。

目のまえの景色が、
わたしがいるはずのこの夜の街が、
全く別物に見えた。

いつもと同じものを見ていても、
自分の視点がすっかり変わってしまったから。

金星回帰で強調されたのは
ネイタルでもっている金星ー海王星。

音楽と夜の街。
陶酔。

音に溺れて、夜にとけてしまいそうだった。

そんな金星回帰。


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金星回帰の夜に思ったのは、
わたしには音が必要なのだということ。

生の音、
そのときその場所で生み出された
生きている音。
呼吸している音。

寝ても覚めても生の音がそばにあったのに、
帰国してからはもうすっかり
そんな音のない生活をしているから、
あたりまえのようにそばにあった音を
からだも心も求めていたのだと思う。

どんなにからだと心が音の不在に慣れても、
魂が欲していたら
ずっと無視していくことは出来ない。

そんなことに気づいた金星回帰。